担当医の話
今はもういないんですが
最初に担当してくれた先生は
平気で患者の前で居眠りするし
何故だか看護師さんからよく怒られたりしてる
オモロイ女医だったのですが
ウデや、状況判断はピカイチで
いざという時や大切な話の時は
座った目で射抜くような説明をする方でした
彼女の上司あたる先生も
一目置いてたみたいです
自分の病気と一緒に
妻の精神的な支えにもなってくれて
本当にスタートがこの先生でよかったねと
今でも妻としょっちゅう話します
そういう縁もあって
いま、自分はここにいるのだと
しみじみ思うのです
治療どうこうよりも
患者と担当医との相性が
治療に大きく影響するということを
こればっかりは
患者は選べないことなので
どうしようもないんですが
のちに自分自身
それを経験することになるのでした