ken-ken-kenのブログ

多発性骨髄腫の再々発治療をしております。コメント欄再開しました。どうぞお手柔らかに。

フリーライトチェーンの変遷①

DBd治療が

とりあえずヒト山越えたので

重複するかもしれませんが

ここで多発性骨髄腫の指標のひとつ

フリーライトチェーンの数値を

ちょっと振り返ってみようと思います


フリーライトチェーンは

κ値、λ値、κ/λ比の構成され

自分はκ型の多発性骨髄腫らしいので

当然ながらκ値の大きさだけ

病状が悪いという判断です


最初のフリーライトチェーンは

2012年9月11日

κ値 14400 【基準値:3.3〜19.4】

λ値 7.4 【基準値:5.7〜26.3】

κ/λ比 1945.95【基準値:0.26〜1.65】


基準値に対してのこの数値…

万馬券どころじゃありません

お金だったら来世でも遊んで暮らせそう(苦笑)


体感的にはひたすらカラダ中が痛かった

フリーライトチェーン前に

骨髄穿刺をしたんですが

通常、この骨髄穿刺は

ものすごく痛く嫌だという話を聞きますが

自分としては全くそんな感じはなく

“あー、なんか骨に穴が開いていっとる”

“あ、今、細い針が刺さった!”

くらいの感覚でした

今にして思えば

この病気の痛みの方が

穿刺の痛みを上回ってたのかも(汗)


確かこの時

先生が言うには病気がパンパンで

とても申し訳なさそうに

穿刺できなかったっていう説明されました


その申し訳なさはきっと他の方が

穿刺を痛がることからきてたんだと思います


あと一週間遅ければ死んでた


って言われても

とにかく痛かった

それだけといってもいい感じ

妻にもたくさんあたり散らしました


初めての入院生活

一時外泊の夜には

しゃがんでたところをバランス崩して

後ろに倒れそうになったので

右腕を床に突いて踏ん張ったら

音を鳴らして上腕部骨折…

本当にわけわからなかったけど

妻や娘たちはそれ以上だったでしょう


二泊三日の予定が

一泊二日の外泊になり


当たり前なんだけど

人が入れ替わり立ち替わり同じことを聞いてきて

それは自分を心配してのことなんだけど

そんなコトを感じる余裕は全くありません


死にかけていたにもかかわらず

素直に先生や看護師さんに

言われるがままであればいいんだけど

こっちも言いたいコトをいうという

困った患者だったでしょう


そんなこんなで約1か月

2012年10月9日

κ値 373.7 【基準値:3.3〜19.4】

λ値 15.5 【基準値:5.7〜26.3】

κ/λ比 24.1 【基準値:0.26〜1.65】


初回の数値が高すぎるから

なんとも言えないけど

大幅改善です(笑)


でも、まだまだ悪いということには

変わりないわけで…


この時は

じゃあ、この勢いですぐに元に戻るんだな

数値以外のことは何も考えず

簡単に考えてました


長くなりましたので

今回はここまで

×

非ログインユーザーとして返信する